日本画の巨匠展 2
1999/11/13
三番町の山種美術館で「日本画の巨匠展 2」。これは9月に見た同美術館の企画展の続きですが、特定の画家の展示会ではなく、こうした美術館の企画に乗ってさまざまな作家の作品を並べてみると、これまで知らなかった画家との出会いや画家同士の師弟関係の意外な発見があったりして面白いものです。以下に紹介したもののほか、西郷孤月《台湾風景》での熱帯の写実、杉山寧《榕》の重厚な質感が自分には新しく、一方、高山辰雄《坐す人》の変わることのない懊悩と微笑の表情に懐かしさを覚えたりもしました。




