Asia
2026/02/09
ビルボードライブ東京(赤坂)でAsiaの2ndショウ。開場19時30分、開演20時30分、終演は22時頃。

1982年にJohn Wetton(ex-King Crimson)、Steve Howe(ex-Yes)、Geoff Downes(ex-Yes)、Carl Palmer(ex-Emerson, Lake & Palmer)を集めて華々しくデビューしたAsiaは、3枚のアルバムをリリースした後の1985年にいったん解散し、以後ギタリストを変えて再始動したりGeoff Downes主導期を経たりした後の2006年にオリジナルメンバーで復活。このメンバーで3枚、ギタリストを変更して1枚をリリースした後、2017年のJohn Wetton逝去をもってその創作活動に終止符を打ちました。
ここで「創作活動に」とわざわざ書いたのは、John Wetton亡き後もBilly Sherwoodらを入れて散発的にステージをこなし続けていたからですが、2024年にはオリジナルメンバーのGeoff DownesにHarry Whitley、John Mitchell、Virgil Donatiを加えた編成でAsiaが何度目かの再始動を行うことが発表され、2025年にはこのメンバーでの来日も実現しています。この再始動は、正直予想外でした。
この最新ラインナップの中では、John MitchellはJohn Wettonのソロツアーで何度か見ていますし、Asiaのラストアルバム『Gravitas』のミキシングエンジニアでもあったのですんなり理解できます。またHarry Whitleyはプログレッシヴ・ロックのトリビュート的な活動から2023年のJohn Wetton追悼イベント「John Wetton - An Extraordinary Life - Tribute Concert」への参加を機にGeoff Downesに見出されたということのようですが、意外な人選だと思ったのは、どちらかと言えば(たとえば渡辺香津美・Jeff Berlinと共演したように)フュージョンドラマーだと思われるVirgil Donatiの参加でした。Carl Palmerとはキャリアもスタイルもずいぶん違う彼がどういう動機からAsiaに参加する気になったのか不思議でなりませんが、逆にそこがこのラインナップでのAsiaの聞きどころになるのかもしれません。
さて、2025年の初来日はチケットがとれず彼らのライブに接する機会を逃していたところ、それから1年もたたないうちに再来日のニュースが流れたために、今度は早々にチケットをゲット。今回の来日では1983年の初来日ツアーの主題であった「ASIA IN ASIA」をツアータイトルに冠し、そのときのライブのセットリストを再現するというコンセプトになることが事前にアナウンスされていました。ちなみにこの1983年の来日では、直前にJohn Wettonが解雇されてGreg Lakeが急遽代役に立てられるという驚天動地の事態が起こり、何がなんだかという気持ちを抱えたまま大阪城ホールのショウを観に行ったのですが、このショウ自体はすばらしい出来だったので結果オーライですし、このときがGreg Lakeの姿を実際に見た最初で最後の機会になってしまったので、そういう意味でも自分にとっては貴重な機会になりました。しかし、1983年の「ASIA IN ASIA」のメインイベントは日本武道館での2日目、アメリカ向けの衛星生中継でしたから、大阪とは若干異なっていたそのときのセットリストを復習してから、ビルボードライブ東京に向かいました。
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ステージ上の配置は従来通り左から右へGDBKですが、ドラムセットもキーボードもシンプル。特に、過去のAsiaやYesで10台ほどのキーボードで要塞を組んでいたGeoff Downesが今回は二段重ねオンリーという潔さには驚きました。もっとも上下とも88鍵フルスケールなので、同一鍵盤上に複数の音色をアサインしていることは疑いありません。また、ベースとギターはエレクトリックが各2本スタンバイしているほか、それぞれアコースティックギター1本がスタンドに立て掛けてありました。さらにベーシストの立ち位置の足元には、正面向きのスイッチの他に左足側にも鍵盤スイッチが置かれています。John Wettonは優れたベーシストであると共に優れたベースペダル奏者でもあったので、これはうれしい再現ぶりです。
これらを確認した上で、自分の席である最上部のカジュアルシートに戻ってハイネケンをぐびり。本当はもっと近くで観たいところですが、天井なしの円安進行でロックの世界でもチケット代は上がる一方ですし、今月はライブ参戦が立て続くために節約せねばなりません。まったく世知辛い世の中になったものだ……と心の中でぶつぶつ言っているうちにステージにうっすらスモークがかかり、上手のスタッフがティーカップを二つ(Harry WhitleyとJohn Mitchellのために)ドラムの台の左右に置いてから、定刻通りに照明が落ちて歓声とSEの中に下手の客席通路からメンバーが登場しました。
Time Again
元気よくこの曲からスタート。ボーカルがちょっとがなり系なのが気になるかな。まあJohn Wettonもときどきがなることがありましたが、そこは真似しなくてもいいと思うぞ。かたや最終盤での特徴的なタム回しは再現されず、なるほどVirgilは我が道を行くつもりなのか、とこの時点で理解しました。
The Heat Goes On
Geoff Downesは技巧的なソロをひけらかすタイプではありませんが、この曲には例外的に長いオルガンソロがあります。この日も気合の入ったグリッサンドを含むソロが披露されて、聴衆は大喝采。

このオルガンソロがあまりにかっこよかったので、この後のGeoff Downesの聴きどころでは動画を撮ることにしました。
Here Comes the Feeling
ファーストアルバム『Asia』のラストソング。イントロで聴かれる輝かしいブラスのフレーズがとりわけ印象的な曲ですが、途中の三声のコーラスも分厚くて気持ちいい。
聴きどころになるのはこのシンセソロですが、自分で弾いてみるとなんのことはなくて、イントロのブラスリフのコード進行であるC→G→B♭→Fを六連符でアルペジオにしているだけ。それでもこれだけかっこよく聴かせるところが職人Geoffの技です。
Eye to Eye
セカンドアルバム『Alpha』はSteve Howeが作曲面で貢献できず、Wetton-downesコンビの大仰なアレンジに惚れた別れたといった歌詞(ばかりではありませんが)、そして中音域がぱんぱんに膨らみ分離の悪いミキシング[1]などといった理由からあまり好きになれないのですが、では駄曲ばかりかというと個々に見ればそんなことはないという不思議なアルバムでもあります。ギターソロに注目しても、この曲のテクニカルな高速フレーズや「Midnight Sun」での高音域から低音域へ幅広いレンジをペリペリと降りてくる摩訶不思議な音運びはSteve Howeの面目躍如という感じですが、この日の「Eye to Ey」でもJohn Mitchellが華麗なスウィープで本家Steve Howeのソロを凌駕してくれました。彼にとってはこの曲が、このステージで一番の見せどころだったかもしれません。
Lucky Man
「Eye to Eye」までは1983年の完全再現でしたが、続くこの場所は日本武道館ではSteve Howeのアコースティックギターのソロ演奏「Sketches in the Sun」だったのに対し、Geoff DownesがMCの中でかつてJohn Wettonの代役としてバンドに加わってくれたGreg Lakeに言及してから、Harry Whitleyがベースをアコースティックギターに持ち替えてEmerson, Lake & Palmerこのナンバーを演奏しました。Harry Whitleyはキーボードを本職としながらマルチインストゥルメンタリストとして様々な楽器をこなす才人で、彼が弾くアコースティックギターのアルペジオも実に美しいものでした。また、この曲は最後にアウトロ的に聴かれるポルタメントの効いた長いMoogソロが印象的ですが、Geoff Downesはこれを音色もメロディーも見事に再現していました。それにしても、曲の背後で聴かれるロングトーンのベース音はどうやって(誰が)出していたのか?
Only Time Will Tell
一度聞いたら忘れないシンセサイザーのフレーズから始まるこの曲は、アコースティックセットで沈静化した聴衆を再点火するのにうってつけです。また、Harry Whitleyはこの曲に限らずさまざまな場面で客席を煽る仕草を見せるなど陽性なところを見せていましたし、タイミングよくベースペダルを入れるところも高評価点です。
Open Your Eyes
女子に向かって「現実を直視しろ」と説教する身も蓋も無い歌詞ですが、オリジナルではヴォコーダーやエレクトリック・シタールなどが効果的に使われた曲です。この日のライブではシタールはさすがに使われませんでしたが、ヴォコーダーはちゃんと使われましたし、中間部で出てくるシンセサイザーとギターのユニゾンの美しさにはため息が出ました。
それがこちら。まったく難しいことをしていなくても聴衆を感動させることができるというお手本のようなユニゾンフレーズです。
Cutting It Fine
ドライブ感溢れるこの曲は、私のフェイバリットです。そのオリジナルの勢いをこのステージでも再現してくれましたが、ポイントになるサビ(ベースとギターのユニゾンリフの上で「Cutting It Fine〜」と繰り返し歌うところ)で聴かれるCarl Palmerの細かいスネアとハイハットを組み合わせたドラムのフレーズをVirgil Donatiがなぞってくれなかったのは残念。その代わりクロススティッキングを駆使してややこしそうなフレーズを組み立てていましたが、残念ながら効果的だったとは思えません。
ともあれ、この曲の最後にあるボレロパートを4人で演奏している間に、ステージ背後のカーテンが開かれて(蜷川幸雄か?)屋外の夜景を借景とするようになって、最後はGeoff Downesのピアノ独奏(ちらっとハープ音を加えて)で終曲です。
The Smile Has Left Your Eyes
『Alpha』はほとんどの曲がWetton-Downes名義で書かれていますが、例外的にこの曲はJohn Wetton単独の作品。つまり、彼のパーソナルな(Asia向けというよりソロ向けの)曲です。よってAsiaの他の曲と同様のドラマチックなアレンジではなく、アコースティックセットが似合うことは、過去のAsiaのステージでも証明されてきた通り。

この日もGeoff Downesのピアノ、John MitchellのアコースティックギターをバックにHarry Whitleyが歌い上げるスタイルで演奏され、この間Virgil Donatiはステージ下手の暗いところにあるグランドピアノにもたれてひっそり待機していました。なお、Virgil Donatiは練達のドラマーであると同時に優れたピアニストでもあるので、どうせなら彼の弾くピアノも聴いてみたかったのですが、まあそういうことにはなりませんね。
Wildest Dreams
再びアゲアゲの曲。途中の「They fight!!」「For king!!」というフレーズはもちろん客席も合唱です。この曲には後半に他の楽器がテンポをキープするフレーズを入れる中でドラムが叩きまくる(ジャズやフュージョンではよくあるスタイルの)パートがあり、ライブではだいたいお世辞にもテンポキープが得意とは言えないCarl Palmerが他の楽器におかまいなしに突っ走って聴衆の期待(?)に応えていたのですが、Virgil Donatiのそれは逆に、なんだかドタバタともたついているような感じがしてしまいました。彼のドラミングはこれまでにも何度か実際に観ているのですが、こんな感じだったかなあ?
Drum Solo
引き続きドラムソロへ。こちらは「フュージョンドラマーだと思われる」という前言を撤回したくなるくらい、思い切りロックドラマーのソロでした。恐れ入りました。
Heat of the Moment
Asiaの代表曲であるこの曲には、聴衆もヒートアップ。ところが「Heat of the Moment」の連呼からギターソロに移るところで大きなミス!どうやらこの「Heat of the Moment」の連呼にはバックで別音源によるコーラスが同期させてあったようなのですが、そのタイミング(尺)がずれていたためにHarry Whitleyが連呼を終えてJohn Mitchellのギターに先を託そうとしてもコーラスが続き、ギターソロに入りたくても入れない状態になってしまいました。これにはバンドも少々慌てたような様子が窺えましたが、それでもJohn Mitchellがどうにか軌道修正して本線に戻ることができました。こうしたミスは演奏側からすればもちろんあってほしくないことですが、なるほどそのようにテクノロジーも駆使してこの演奏が作り上げられているのかと気づかせてもらえたという点では聴く側にとってなんだか得したような気分ですし、「Lucky Man」のベース音の不思議もどうやらこれで解けたようです。
ともあれ最後は気持ちよくこの曲が終わってGeoff Downesによるメンバー紹介。最初に紹介されたJohn Mitchellのはにかんだような風情が微笑ましく、続いてVirgil Donati、Harry Whitleyがアナウンスされてから、John Mitchellが「Ladies and gentlemen」以下ぐっともったいをつけた上で「The Man, The Legend. Geoffrey! Downes!」と叫ぶと、大喝采が沸きあがりました。
Sole Survivor
本編最後はこれもアゲアゲの曲で、もちろんサビの「Sole Surviver」は一本指立てて合唱です。そう言えば今を去ること40年余り前、アルバム『Asia』『Alpha』をセットで友人に貸したところ、そのお姉さん(ロックを聴かない人)から「このレコードの曲はジャケットを見なくても聴けば曲名がわかる。だってどの曲も連呼しているところが曲名だもの」と言われて「確かに……」と脱帽したことを思い出しました。
ここでメンバーはいったん引っ込み、聴衆がアンコールを求める手拍子をしている間にドラム台上のティーカップが交換されました(ここまでHarryもJohnも曲間で頻繁にカップを口にしていましたが、まだ飲むのね)。
Don't Cry
このツアーは大阪2日・横浜1日・東京2日の各日2ステージで合計10ステージで、ステージによってはアンコールは「Daylight」「Don't Cry」の組合せだったようですが、今回はアンコール1曲目が「Don't Cry」となりました。それにしても、こうして聴くとAsiaの楽曲はどれもキャッチーなものばかりで、それだけに(英語に強くない日本人にとっては)歌詞の内容に関係なく大喜びでノってしまう危険もはらんでいる[2]わけですが、この「Don't Cry」のポジティブに励ますような歌詞は、そうした懸念を払拭して腹の底から連呼できるから安心です。
Video Killed the Radio Star
最後はGeoff Downesのキャリアの原点にあるThe Bugglesのこの曲。Harry Whitleyはあのエフェクトがかかった声を出していましたし、原曲にある女性ボーカルも同期させていました。Asiaの音楽性とは接点のない曲ではありますが、一つの時代を象徴する楽曲としてどこか懐かしい思いを感じながら、キメの手拍子を合わせつつ彼らの演奏を楽しみました。

オリジナルメンバーはキーボードのGeoff Downes(73歳)だけでしたが、それだけに彼の活躍が光るステージでした。いやー、若々しい。しゃきっとした姿勢でずっと立ちっぱなしだしMCも積極的にこなすしオルガンソロは弾きまくりだしで、自分も将来はかくありたいと思わせてくれるほど。そして、Harry Whitleyはそんなにガナらなくてもいいんじゃないか?とか、Virgil Donatiはこんなにモタる感じのドラミングだったっけ?とかいろいろ思うところはありつつも、いい曲を腕の立つミュージシャンが演奏すればそれで万事OK!ということを証明してくれたようなステージでした。
実は、昨年の来日時も今回も私の周囲では「John WettonのいないAsiaをAsiaと呼んでいいのか」という声が聞かれたのですが、この日のGeoff Downesはそうした雑音を吹き飛ばしてくれたと思います。盟友John Wettonも代役Greg Lakeもとっくの昔に鬼籍に入っていますが、終演後に「See you next time」と言ってくれたGeoff Downesには、その約束を果たすためにも引き続きがんばってもらいたいものです。
今回のショウのコンセプトである「ASIA IN ASIA」は1983年12月のバンドの初来日時のツアータイトルで、その日程は12月6-8日が日本武道館、12月9日が大阪城ホールでした。そして、このうち12月7日のステージがアメリカ向けにMTVで衛星生中継されるというイベントになっていて、そのために時間帯がUS時刻に配慮され日本時間の14時開演だった上に、演奏時間も短い(「Dont' Cry」が演奏されなかった)ということです。このUS向けライブの模様は後にLD化されて私も持っていたのですが、もちろん今ではLDソフトなど残してはいないので、この機会にあらためてブート扱いの2作品を購入しました。
一つは12月6日(初日)と12月7日(衛星中継日)のライブの様子をサウンドボード音源で再現し、LD復刻映像を加えたもの。Steve、Geoff、Carlの演奏力は頂点にありますし、Gregも短期間でよくここまで仕上げたものだと驚きます。もちろんベースラインはオリジナルに比べるとシンプルなものになっていますし、John Wettonに比べて声域が低いGregのためにキーが下げられている曲もありますが、とにかく演奏に勢いがあってそうした諸々は気になりませんでした。なお、この代演劇についてはGreg LakeとSteve Howeそれぞれの自伝の中で言及されていて、Gregの方はCarl Palmerから頼みこまれて引き受けたと述べていました[3]が、Steve Howeは法外な各種待遇コミでようやく引き受けてもらった、とやや恨み節のこもった書き方をしています[4]。両者それぞれに言い分があるのだと思いますが、結果的にはステージ上できちんと結果を出してくれたのですから、聴衆である我々はGregに対して感謝しかありません。
もう一つは珍品で、12月8日の開演前のサウンドチェックを延々と収録しているものですが、この日初めて日本で演奏することになる「Don't Cry」を、楽器ごとやコーラスなどパートを分けて繰り返しリハーサルしている様子がわかります。特にGreg LakeのボーカルとSteve Howeのスティール・ギターが入念にチェックされていたり、ツアーに帯同している女性コーラス隊の練習が入っていたり、日本人の若い女性がメンバーに「John Wettonはいないのか」と今から思えば素っ頓狂な質問をしている音声が収録されていたりと聞き応え(笑)あり。それにしても、百戦錬磨の彼らでも(しかも衛星中継は終わっているのに)本番前にこうして念入りに練習をするということがわかり、そのプロフェッショナルな姿勢に感銘を受けました。
最後に、上記の予習やYouTube上の音源をもとに、「ASIA IN ASIA」が中継された1983年12月7日と私が大阪城ホールで体験した同年12月9日と、そしてこの日のビルボードライブ東京でのステージのセットリストの比較表を以下に示します。これを見ると、今日のステージが単純な「再現」ではなく「再構成」であることがわかります。
| 1983/12/07日本武道館 | 1983/12/09大阪城ホール | 2026/02/092nd stage |
|---|---|---|
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ミュージシャン
| Geoff Downes | : | keyboards, vocals |
| Virgil Donati | : | drums |
| Harry Whitley | : | vocals, bass, guitar |
| John Mitchell | : | guitar, vocals |
セットリスト
- Time Again
- The Heat Goes On
- Here Comes the Feeling
- Eye to Eye
- Lucky Man
- Only Time Will Tell
- Open Your Eyes
- Cutting It Fine
- The Smile Has Left Your Eyes
- Wildest Dreams
- Drum Solo
- Heat of the Moment
- Sole Survivor
--- - Don't Cry
- Video Killed the Radio Star
脚注
- ^プロデューサーのMike Stoneの仕事。
- ^したがって、日本の音楽系ブログでよく見られる「曲調だけで判断するアルバム評」を私は信用する気になれません。たとえば昨年ライブを体験したToolもMoon Safariも、歌詞の世界観ありきで音楽が作られている(と思われる)ので、そこに踏み込まなければ音楽評として成り立たないはずだからです。
- ^Greg Lake『グレッグ・レイク自伝 ラッキー・マン』(シンコーミュージック・エンタテイメント 2023年)p.273。
やむを得ず、結局私はカールを助けることにした。彼は私の親友だったからだ。そしてゲフィンからは、断ることができないほどの大金をオファーされた
- ^Steve Howe『スティーヴ・ハウ自伝 オール・マイ・イエスタデイズ』(シンコーミュージック・エンタテイメント 2021年)p.229-230。
問い合わせたところグレッグはオーケーだったが、とんでもない要求がいくつかあった。(中略)これを聞いてふざけるなという怒りの声もあったが、私たちはグレッグの魅力に負け、ロック・スター様のご機嫌取りのために要求されたもの以外にも各種の息抜きを提供することになった。すべては彼をプレッシャーの中に放り込むことになる代償だった
- ^abcLaserDisc『ASIA IN ASIA』(1984年)には収録されませんでした。
- ^アンコールの曲順については異説もあります。



